第30回(2021年10月8日)

こんばんは。今日はここから

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ここまでやりました。ノルマ達成です。

怪談新耳袋 殴り込み!劇場版 北海道編」を見ました。昨日の日記にリンク貼ったやつ。実話怪談集に載っている心霊スポットに実際に行き、霊を挑発して怪異を撮影しようという趣旨のドキュメンタリー。冒頭に「残穢」にも出てきた作家の平山夢明さんが出てきて驚いたのですが、北海道に行く撮影メンバーに「心霊スポットに灯油持ってって燃やしてこい」とかものすごいことを言っていました。

内容はまあなんというか、チープでバカバカしい感じを楽しむ映画なんだな、と思いました。たぶん作り手側もそういうのを自覚して大真面目にバカをやっている。雪山で滑ってメンバー7人のうち2人が肋骨を骨折して、しかも後日インフルエンザにもかかって、そこに「霊の怒りでは…」みたいなナレーションがついててすげーバカ。真冬の北海道(撮影は2月だったみたいです。死ぬぞ!)を夜中に歩き回った上に骨折までしたらそりゃ体弱って病気にもかかるだろ。廃墟探索中に誰もいないはずの階段がギシギシ鳴った!ってのはボロボロの建物なら雪の重みやちょっとの風でも大きく揺れたりするんだろうな、とかどこからか人の叫び声が!ってのもひとけのない場所だし鳥とか動物なんじゃないの…と意地の悪い見方ばかりしてしまいました。それと、やっぱり雪の影響はでかいんだなと感じました。廃墟の階段が大雪で崩落して上階に行けなかったり、普段は水が溜まっている部分が凍ってスケートリンクのようになっていたり。

午後、市民体育館で運動をしてきました。地域ごとの広報みたいなのによく載ってる体操教室的なあれです。音楽に合わせて楽しく運動しよう!みたいな感じで楽しそうだったので申し込んだのですが、終わったあともう二度と行かねえという気持ちに完全に支配されてしまいました。運動がハードすぎたのもありますが、なぜか脳内からあらゆる怒り、悪意、敵意などのネガ感情が噴出して止まらなくなってしまったので。どうしてだろう、運動ってもっとスッキリするための行為のはずなのに。脳内でムチャクチャな暴言を吐きつつ、そういう自分を一周回って愚かでオモロ…と思いながら見てる感覚に襲われました。しかし本当に、なんでこんなんなっちゃったんだろうな。ボクシングの動きを取り入れた体操だったのですが、脳内仮想敵を想定してムカつく相手をブチ殴る妄想しながらやったのがよくなかったのかな。

最初はシンプルな暴力衝動だったのが自己嫌悪や蔑視、冷笑などにスライドしていって、感染症対策でマスクつけてゼエゼエいいながら必死で講師の動きについていく間ずっと(あ〜〜〜終わり終わり終わりどうせお前ら〔この“お前ら”とは教室にいる人間ではなく私の脳内にいる仮想敵を指します〕全員まともに動けん私を見て笑ってるんだろう、クソが、あーはいはい運動ができる人の方がえらいですね、わかってるよ、黙っていてください、そもそもなんで我々はこんな汗水垂らしてこんな馬鹿みたいな動きをしてるんだ、終わりだ、今すぐ殺してくれ、ううあああ)みたいな呪詛が脳内をグルグルしてるんですよ。いかれてる。こんな心も体も痛めつけるところにいられるか。(心に関しては自業自得ですが)もう行きません。家で一人でストレッチとかYouTube見ながら筋トレのまねごとするのは楽しいからそっちは続けます。これに関しては逃げたっていいだろ。仕事でもあるまいし。よくないだろと言われても逃げます。

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昨日写真撮ってあげ忘れてたやつ。足は4本だけど、たぶんクモの形の遊具。見慣れない形状だったので惹かれました。小さい頃こんな遊具で遊んでみたかったなー。